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「ギャグ」×「宇宙」のSFマンガ『彼方のアストラ』をオススメします!

こんにちは、夏川恵です。「宇宙を旅するって、どんな感じなんだろう?」って、1度は考えたことがありませんか?今回は、ギャグと宇宙が絶妙に絡み合ったSFマンガ『彼方のアストラ』を紹介したいと思います。

どんなお話し?

西暦2063年。宇宙旅行が当たり前となった近未来。高校生のカナタは同期生8名とともに、生徒のみで5日を過ごす「惑星キャンプ」へと旅立った。

初めての惑星旅行に胸を躍らせながら、惑星マクパに降り立つ。喜びに湧いていた彼らだが、そこで未知の事象に巻き込まれる。惑星マクパで起こった、予想外の事態とは……

感想・評価

つかみ部分はギャグで、物語に引き込まれてからは練りこまれた設定で読者を魅了する良作です。作者の篠原健太さんは、週刊少年ジャンプでギャグとシリアスが合わさったマンガ『SKET DANCE』を連載していました。

ギャグのキレ味は健在で、『彼方のアストラ』第1巻の序盤に、これでもかというぐらいにギャグが散りばめられています。そのギャグで笑わせて油断させておいてからの、怒涛の展開が待っています!すぐに物語に引き込まれました。

ゆるふわコメディ系かと思わせてからの、ガチ本格派の宇宙物語への変貌は衝撃を受けました。設定が、かなり練りこまれているんですよね。宇宙物って、設定がある程度しっかりしていないと微妙に感じることが多いんですが、『彼方のアストラ』は緻密な設定伏線があって、最後まで楽しく読むことが出来ました。

旅する惑星の設定も凄い良かったです。様々な惑星が登場するのですが、1つ1つ設定が凝っていて特色があるんですよね。怖いけど見てみたいなぁ、行ってみたいなぁって思わせる魅力があります。

そして、楽しさだけではなく宇宙の恐怖や厳しさもしっかりと描写されています。「ここでこんなこと起きたら、死ぬって絶対」みたいな展開が盛りだくさん。読んでて手に汗握りますよ。宇宙の楽しさと恐怖が交互に目まぐるしく襲ってくる感じで、読者を飽きさせない構成なのが本当に楽しかったです。

ここがオススメポイント!

『彼方のアストラ』のオススメポイントは、「謎」が綺麗に紐解かれていく爽快さです!感想でも触れましたが、『彼方のアストラ』は設定が練りこまれていて、たくさんの伏線が物語中に仕込まれているんです。キャラの些細な会話とか、何気ない仕草やちょっとした描写に伏線があるんですが、その回収が見事なんですよね。

物語の要所要所で、仕込まれている「謎」が少しづつ解かれていくのですが、この「少しづつ」解かれていくってのがポイントなんですよ。『彼方のアストラ』では、9名の高校生が一緒に宇宙の旅をするわけですが、やっぱり最初はそこまで仲良くないんですよね。

全員顔見知りではないほぼ赤の他人状態なので、信用も信頼もないわけなんですよ。一緒に宇宙を旅をしている中で、協力したり困難を乗り越えて仲を深め合っていくのですが、仲が良くなるごとに「謎」の全貌が少しだけ見える構成になってるんです。仲間の協力があって、初めて「謎」のピースが上手くハマるんですね。上手いストーリー構成だなって、読んでて凄い感じるんですよ。

その困難を乗り越えるごとに「謎」が解かれて、少しづつ正解に近づいていく感じがなんとも言えない達成感があって、読んでてどんどん物語の中に引き込まれていくんです。がっつりと練りこまれた構成から生まれる、「謎」解明の爽快さが『彼方のアストラ』のオススメポイントになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?『彼方のアストラ』は、惑星を旅する楽しさや宇宙で旅する恐怖を味わうことが出来る作品です。緻密な物語構成で、作品全体に渡る「謎」を紐解く楽しさもあります。

宇宙物のマンガで適度な長さの完成度の高い作品を読みたい人、単純にハラハラドキドキするマンガが読みたい人は、楽しめる作品だと思います!ここまで記事を読んで下さり、ありがとうございました。以上、マンガ『彼方のアストラ』の紹介でした。

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